
リバーシブルの服には、裏返すだけで装いの印象を変えられる面白さがあります。
ただ、SCYE BASICSのリバーシブルシリーズは、単に表と裏を使い分けるだけではありません。
玉虫色のコットンギャバジンと、シェパードチェックのウール。質感も表情も異なる二つの素材を組み合わせながら、どちらを表にしても自然に着られるよう、細部まで考えられています。
ギャバジン面なら、落ち着いた光沢を生かした端正な装いに。チェック面なら、英国のワークウェアやカントリースタイルを思わせる着こなしに。同じ一着でありながら、表裏を変えることでスタイリングの方向まで変えられるのが魅力です。
今回は、ロング丈のコートとハリントン型ジャケットの2型を、素材の特徴や仕立て、着こなしの違いとともにご紹介します。


両面を主役にできる、二つの素材
光の角度で表情が変わる、玉虫色のコットンギャバジン
このシリーズを印象づける素材のひとつが、玉虫色のコットンギャバジンです。
玉虫色の特徴は、光の当たり方や見る角度によって色の見え方が変化すること。単色でありながら、表面に豊かな表情が生まれます。派手な光沢で主張するのではなく、動いたときや自然光の下で、さりげなく違いを感じられる素材です。
高密度に織り上げられたコットンギャバジンは、ほどよいハリを備え、コートやジャケットのシルエットをすっきりと見せてくれます。
ウールトラウザーやスラックスと合わせれば、素材の表情を生かした落ち着いたスタイルに。デニムやチノと合わせても、ギャバジンの質感が装いを引き締めてくれます。

クラシックな柄が引き立つ、シェパードチェックのウール
もう一方の面には、細かな格子柄が特徴のシェパードチェックのウールを使用しています。
クラシックなチェック柄には、英国のテーラリングやカントリーウェアを思わせる雰囲気があります。玉虫色のギャバジンが素材そのものの表情で魅せるのに対し、こちらは柄が着こなしのアクセントになります。
デニムやチノと合わせれば、チェックの持つヴィンテージライクな表情が引き立ちます。インナーを無地のニットやスウェットにすれば、柄を主役にしながらも落ち着いたバランスにまとまります。
特にコートは、裏返して着た際に裾から見える部分にも配慮した仕様。単に裏地を表に出すのではなく、どちらの面を選んでも一着のコートとして自然に見えるよう、仕立てに工夫が施されています。
こうした細部への配慮が、リバーシブルという機能をデザインとして成立させています。

コートとジャケット、選ぶならどちら?
同じ素材の組み合わせでも、丈とデザインが異なることで、着こなしの幅も変わります。
| 項目 | Reversible Coat | Reversible Jacket |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 165,000円 | 110,000円 |
| 素材 | コットンギャバジン/シェパードチェックのウール | コットン100%のギャバジン/ウール100%のシェパードチェック |
| デザイン・仕立て | 毛芯仕立て、一枚袖のラグランスリーブ | ハリントン型、アナトミカルパターン、スタンドカラー/オープンカラー |
| 着丈(実寸) | 38:103cm 40:107cm |
38:73cm 40:75cm |
| おすすめ | スーツやジャケットの上にも羽織れる、ロング丈のアウターを探している方 | 日常の装いに取り入れやすく、表裏の変化を気軽に楽しみたい方 |
コートは身長182cmのモデルがサイズ40、ジャケットは身長178cmのモデルがサイズ40を着用しています。
着丈だけでなく、肩まわりや身幅、普段合わせるインナーとのバランスも含めて選ぶのがおすすめです。
Reversible Coat|毛芯仕立てのラグランコート
ロング丈のコートは、一枚袖のラグランスリーブを採用。肩から袖にかけての切り替えが目立ちにくく、肩まわりに自然なラインが生まれるデザインです。
ラグランスリーブは、肩のラインを強調しすぎず、インナーを重ねたときにも取り入れやすいのが特徴。スーツやジャケットの上から羽織るスタイルはもちろん、ニットやスウェットを合わせたカジュアルな装いにも馴染みます。

毛芯仕立てが支える、立体的なフォルム
このコートの仕立てで注目したいのが、毛芯を用いた構造です。
毛芯は、表地の内側に芯地を組み合わせ、服の形を支えるために用いられるもの。表地と芯地をなじませながら形をつくることで、襟や前身頃などに立体感を与えます。
コートのように生地の面積が大きいアイテムでは、こうした仕立てが襟の見え方や前身頃の表情、全体のシルエットに関わってきます。
素材の魅力だけでなく、どのように形をつくり、支えているか。その違いにも目を向けると、コート選びはさらに面白くなります。

SCYE BASICS Cotton Gaberdine Reversible Coat 商品詳細はこちら
Reversible Jacket|ハリントン型をSCYE BASICSらしく
ジャケットは、日常の装いに取り入れやすいハリントン型。ロング丈のコートに比べて着丈が短く、トラウザーからデニムまで、さまざまなパンツと合わせやすい一着です。
襟は立ててスタンドカラーとして着ることも、開いてオープンカラーのように着ることもできます。ギャバジン面では襟元を整えてすっきりと、チェック面では少し力を抜いて。表裏の切り替えに加えて、襟の見せ方でも印象を変えられます。

SCYE BASICSらしいアナトミカルパターンも、このジャケットのポイントです。クラシックなハリントン型をベースにしながら、身体のラインを考慮したパターンによって、全体のバランスが整えられています。
また、裾のリブを内側へ折り返すことで、着丈を短く見せるアレンジも可能です。合わせるパンツの股上やシルエットに応じて、バランスを変えてみるのもよいと思います。

SCYE BASICS Cotton Gaberdine Reversible Jacket 商品詳細はこちら
表裏で楽しむ、秋冬の着こなし
ギャバジン面は、素材の質感を生かして
玉虫色のギャバジン面には、ウールのスラックスやトラウザーを合わせて、素材の表情を引き立てる着こなしがおすすめです。
インナーはシャツやハイゲージニットですっきりと。コートならスーツやジャケットの上から羽織り、ジャケットならシャツやニットと合わせることで、日常の装いをほどよく引き締めてくれます。
チェック面は、デニムやチノでカジュアルに
シェパードチェックを表にすると、柄が着こなしの中心になります。デニムやチノと合わせれば、英国のワークウェアやヴィンテージスタイルを思わせる雰囲気に。
柄に存在感があるため、インナーは無地のニットやスウェットなど、シンプルなものから合わせると取り入れやすくなります。
インナーの素材や首元でも印象を変える
秋冬のスタイリングでは、インナーの素材や首元の見せ方も大切です。ニットを合わせてクラシックにまとめるのはもちろん、SCYE BASICSのFleece Back Jersey ジップアップトップを合わせれば、スポーティーな要素が加わります。
アウターの表裏を変えるだけでなく、インナーやパンツとの色のつながりまで考えてみる。同じ一着でも、組み合わせ次第で違った表情を楽しめます。
よくある質問
Q. 玉虫色とは、どのような色ですか?
A. 光の当たり方や見る角度によって、色の見え方が変化する色合いです。写真では伝わりにくい表情もあるため、可能であれば店頭で実際の生地をご覧ください。
Q. リバーシブルなら、どちらの面でも着られますか?
A. どちらの面も表として着用できるように仕立てられています。素材や柄が異なるため、それぞれの面に合わせたコーディネートを楽しめます。
Q. ウール面なら、冬も暖かく着られますか?
A. ウール素材が使われていますが、暖かさは気温やインナー、着用環境によって変わります。寒い時期にはニットなどを組み合わせ、気候に合わせて調整するのがおすすめです。
Q. メンズ・レディースどちらでも着られますか?
A. ジャケットはユニセックスで取り扱っています。コートはメンズアイテムとして展開しています。サイズ感やシルエットのお好みには個人差があるため、実寸を確認しながらお選びください。
一着の完成度を、二つの表情で楽しむ
SCYE BASICSのリバーシブルシリーズは、表と裏で印象を変えられるという機能だけでなく、素材の組み合わせやディテールの処理まで考えられた一着です。
玉虫色のギャバジンで端正に着こなす日もあれば、シェパードチェックを主役にカジュアルに楽しむ日もある。コートとジャケット、それぞれの丈感やシルエットも含めて、自分のワードローブに合う一着を選んでみてください。
名古屋・納屋橋のセレクトショップ apartirでは、SCYE BASICSをはじめ、素材や仕立て、着用時のバランスにこだわったアイテムをご紹介しています。
生地の表情やサイズ感は、写真だけでは伝わりにくい部分もあります。気になる方は、ぜひ店頭で実際にお試しください。
apartir|アパルティール
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