BRENDA
そういえば出会いはここから。
LENOのBRENDA BIG TRUCKER JACKET。
デニムジャケットは、これまでたくさんの出会いと別れを繰り返してきました。
定番の形がありながら、年代、ブランドなど様々なクリエーションにより奥深いこのプロダクト。
Gジャンと呼ばれたりトラッカージャケットと呼ばれたり名前も様々。
数年前、とあるショップで見かけたそれはたくさんある商品のなかで輝く何かを持つアイテムでした。
形。
ハンガーにかかるそれは、ゆったりとした雰囲気に統制のとれたパーツサイズが目に焼きつきます。
背中が初めに目に入ってきたのですが、Tバックの縫製とバックルのデザイン。
それだけで良さが伝わる意匠に手の込んでいました。
手に取り前を見返すとブリーツと大きめのフラップポケット。
僕の知っている情報の中では1STモデルを熟知したブランドだなと思いました。
試着するとドロップショルダーや短かすぎない着丈が欲しい部分を網羅しています。
残念ながら、サイズ展開が自分に一番であろうものが完売となっており買えずでした。
その後、LENOのクリエーションをシャツやパンツで好きになっていったのです。
自身のショップでも絶対に扱いたいブランドとなり、今回、デニムジャケットを仕入れたわけですが、細部まで時間をかけて見ていくとリベットの角打ちや平打ち、バックルの真鍮とクロムのコンビといったところのこだわりも見えてきてさらに好きになっちゃいました。
オープンよりフォローしながら販売をしているのですが、お客様からの評価もよく、ユニセックスでおすすめできるアイテムとしてもとても信頼おけます。
生地は13.5OZの日本製オリジナル生地。
自身のは数ヶ月着込み、生地感も柔らかくはなってきていますが、薄手ながら打ち込みのしっかりとした生地のため、形が崩れておりません。
この辺もオリジナルで生地を作成されているからでしょう。
長く着込んで縮み伸びを繰り返した後が楽しみです。