BLACK TIE
ドレスコード、”BLACK TIE”でお越しください。
なんて場所には程遠い自分ですが、
結婚式やお食事会、クラシックな社交場みたいな場所に行くことは少なからずあります。
ヨーロッパでは紳士の基本。
フランスへ旅行に行った際は、このコードに嫌われて入れなかったお店も。
では、”黒いネクタイを締めて行こう”これは間違いですね。
”タキシードを着てお越しください。”という意味です。
タキシードは、もともと夜の準礼装としてのものだったが現代ではテイルコートに並ぶ礼服と位置付けられています。
1880年代アメリカにおいてタキシード・パークという社交界で着用されたことが始まりと言われています。
タキシードはアメリカ英語で、イギリスでは「ディナージャケット」、フランスでは「スモーキングジャケット」と呼ばれています。
タキシードは地名が由来となったものなのです。
その後、燕尾服が夜の正礼装でタキシードが昼の準礼装とされています。
元は赤いジャケットに燕尾服のパンツだったそうですが、
現代では色々なスタイルの襟型などが存在し、ピークドラペルやショールカラーに拝絹を誂えているものが主流。
この襟のデザインは元はスタンドカラーのジャケットの裏地であったもので、ラペルの成り立ちや歴史から見ればその意味も読み取れます。
ブラックタイのドレスコードがいる場所であれば、タキシードの着用が必要な訳ですが、
それに合わせた着こなしが必要になります。
まず、シャツは白のプリーツシャツに蝶ネクタイ。
シューズは、黒のオペラパンプスか内羽根のレザーシューズ。
できればカマーバンドとチーフまでは揃えておきたいもの。
ステッキやハットもあればより雰囲気が出ますね。
"apartir tailler"のオーダーウェアでは、新郎のタキシードはもちろん、そんな場所に映えるドレスウェアをとり揃えています。
タキシードはレンタルもありますが、ハレの日に着る洋服ですので、こだわりのオーダーで誂えることがおすすめです。
機会が少ないからこそこだわりの洋服を着ることでさらに輝くことでしょう。
普段着に崩して着ようなんていうつわものもお待ちしています。