Scye DENIM ISSUE No.1 - apartir

Scye DENIM ISSUE No.1

Scye DENIM ISSUE No.1

今期A/Wよりお取り扱いの始まったScye。

見ただけではわからないデザイン性とパターンワークが、緻密に計算された繊細なアイテムが多い。

袖を通して初めてわかる良さがそこにはあります。

サイのアイテムは、基本的に普遍。

実はそうではありません。

同じモデルでもシーズンごとにブラッシュアップされ完成度やその時々の空気感を反映しています。

何ミリ、何度、洋服のパターンを生地やサイズに合わせて緻密に計算され完成度が非常に高いです。

今期立ち上がりはサンホアキンコットンを使用したチノシリーズとデニムラインをご用意いたしました。

どちらも定番的で歴史のあるアイテムですが、

さらにさかのぼるイギリスのエドワード朝時代の仕立てやパターンワークを入れ込み作り上げるプロダクトは他では見られない完成度の高さです。

この2シリーズに至っては、ワークでありミリタリーでありといった作業服の一面を持つアイテムで、その成り立ちはシルエットという概念より動きに適したものから構築されています。

Scyeの場合はどうか。

自身はワークでありミリタリーでありドレスであるという解釈をしています。

ワークやミリタリーウェアとしての身を守る仕立てや動きやすさといった部分をイギリスのビスポークで行うようなのパターンニングで行っています。

エドワード朝の時代は、その前ヴィクトリアン朝の優雅な貴族スタイルから機能面を加えたスタイルに変化した時代でした。

ヴィクトリアン朝時代の産業革命以降、粗悪な大量生産商品が増加し、アーツアンドクラフト運動に見られる中世の手仕事に見られる仕立てに戻そうという流れもありました。

機能面における動きやすさや着やすさといった部分への仕立てがビスポークによって誂えられるのです。

今回ご紹介するデニムライン。

そのアイテムにもその仕立てやパターンが組み込まれています。

[SCYE BASICS] Selvedge Denim Trucker Jacket

ピボットスリーブというサイの代表的なパターンワークがあります。

脇線の裾から袖口に至る部分が繋がる仕立てになっており、

セットインと呼ばれる通常の袖付けと圧倒的に違う可動域と滑らかなラインが出ます。

パターンに加えて、生地を使う角度まで緻密に計算されており袖を通した時の滑らかさや肘などが馴染んできた際のシルエットを崩さないところが秀逸です。

サイ初期のデニムジャケットから見られるパターンワークで、

展開している2ndモデルのデニムジャケットのもともと持つ直線的なデザインと融合してゆったりとしていながら体へのフィット感や着用時の皺が目立たなくかっこいいです。

これは僕が2年ほど愛用している同モデルです。
何度かお洗濯をして表面の毛羽が立ち縦落ちが出始めてきました。
着初めから形が素晴らしくきれいだったのですが、馴染みさらに良くなっています。
シルエットの良さに加えて縫製がしっかりとしていてガシガシ着込んで問題ないです。
遡ることさらに10年ほど前に購入したデタッチャブルカラーの3rdも健在しています。

・ [SCYE BASICS] Selvedge Dniem Peg Top Jeans

このピボットスリーブ使用のボトムスラインがこちら。

ヒップにガゼットと呼ばれる仕立てを加えているのですが、もともと乗馬時などに開脚しやすく誂えるものです。

Scyeでは右足内股から左足先まで繋がるパターンワークになっているため、ペグトップと呼ばれる西洋ナシやイチジクのような形をした独楽(こま)のような丸みを帯びた形を出します。

やはり、可動域が広く嫌なテンションがかかりませんので通常のデニムパンツのような色落ちに比べてキレイな縦落ちが出ます。

ペグトップトラウザーが乗馬用であったことから、

ペグトップジーンズも印象がトラッドなスポーツのイメージです。

ジャケットやシャツで合わせるのもいいですし、

ストリートな解釈に合わせてカジュアルにも来ていただけます。

特徴としてウェストをベルトで絞る前提のデザインですので、

太さ選びでサイズ選びが肝要です。

通常のワークジーンズとはまた違った印象ですので、

デニムがお好きなかたはもちろん、苦手な方にもおすすめいたします。

 

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