こちらのブレンダ
ブルーナボインより入荷したレザージャケット。
2型ご用意させていただいております。
ホースレザーを使用したアランジャケットと、
シープスキンを使用したブレンダ。
ここ数年、化繊のアウターに頼りきりで遠ざかっていたアイテムですが、
歳を重ねたことでやっとその良さを改めて感じました。
今回は、ブルーナボインのなかでも"BUT"というラインナップから販売をされているブレンダのご紹介です。
まず、気になってしまうであろう”BUT”とはというところ。
反抗的な意味合いからマイナスなイメージもあります。
"BUT"を"しかし"ではなく、"あえて”と解釈してください。
何を?
日本製が多くを占める、当ブランドにおいて海外生産のものであるからです。
日本のレザーメーカーで海外にも拠点を持つファクトリーとの出会いから、始まったこのプロダクトは加工、レザーの品質、縫製と素晴らしい品質を誇ります。
ハイブランドのOEMを手がけるメーカーでさまざまな依頼に技術力を持って対応してきたことで高品質なものを誂えることができています。
シープスキンという生後一年以上の大人のやぎ革を使用しており、
その手間ひまをかけた加工の技術がすごい。
一度、ウォッシュをかけたのち、アイロンで伸ばすことでヴィンテージのような風合いを引き出しています。
表面の荒さを出しながら、短い時間で体馴染みが出てきます。
シボ感のある着初めから馴染んだ後の光沢やシワ間が非常にかっこいい。
脇下のアクションブリーツは動きやすさを出す仕立て。
WALDESジップや鋲打ちなどディテールも手の込んだアイテムですので、
他レザージャケットにはないと言えるでしょう。
それでいて、この価格帯。
あえてですね。
前立ては、ダブルのライダースをもとにシングルに変更し、マオカラーの襟は立てても寝かしてもつかえるため幅広い着こなしが可能です。
手入れはミンクオイルやデリケートクリームをシーズン終わりに一度すると良さそうです。
一生物のレザージャケットは着込むほどに体に馴染み自分だけの1着となります。
体に馴染んだレザーは、スラックスにデニムに加えればそれだけでスタイリングが楽しめますね。
来年も再来年も楽しみに着て頂けるのでは。