革に光
「ヌメ革の魅力」
・ヌメ革について
ヌメ革の魅力。
革に光、𩊠革と書きます。
植物から取れるタンニン(渋)のみを使ってなめし処理がなされた革で、
時間が経つとエイジングと言ってアメ色に変化することが特徴です。
革本来の風合いを楽しめるとともに、経年変化の色合いは上品でいて味があります。
革というとブラックやブラウンも良いのですが、
キャメルのように明るめのカラーであれば使い込むほどに風合いが増し愛着が湧くことでしょう。
使い方や年数によりそれぞれ色味が違いますし、付き合い方に工夫も必要な素材ではあります。
・お手入れ
表面加工を入れていないため、使い初めは傷つきやすく丁寧な扱いが必要です。
もう一点、表面加工がないため水に注意。使いはじめはオイルなどがないためシミになりやすいので濡れたらすぐに拭いてあげましょう。
1.使う前
購入後はまず一週間ほど日光浴をさせましょう。
日陰で問題ないですが、くれぐれも雨に気をつけてください。
室内でも十分。
そうすることで革が持つ油分が浮でてコーティングの役目をしてくれます。
2.2ヶ月に一回程度クリームを塗ります。
無色や乳白色のクリームを柔らかい布や手で革面に満遍なく塗ってください。
塗った後は少し置いてできれば革用のブラシで表面を磨いてください。
そうすることでいらない油分が取れ、革の表面が整います。
少し手間に感じる方もいらっしゃると思いますが、
これを行えば、とても艶のあるいい色目の革製品へ育ちます。
難しく感じる方がいらっしゃれば、店舗で一緒にさせていただきますし、お気軽にDMやお問い合わせをくださいませ。