OLDNEW 古くて新しい
そろそろアウターの出番が近づいてきました。
長々と書きましたので、少しお付き合いください。
食傷気味の定番ブランドを押し除けて、そからかしこと明らかに違う何かを持ったもの。
そんなアイテムだからこそ着てみたい。
人によって着こなしのこだわりがあるなかで、そのイメージに近づけることができる仕立てとデザインが両立しています。
このアウターを見て、いろいろな解釈ができると思います。
自身はチェ・ゲバラやマックイーンを思いお越したのですが皆様はいかがでしょうか。
ポール・マッカートニーを思い浮かべた方やシド・ヴィシャスかもしれません。
サイが手掛けたワックスコットンジャケットはそのどれにもルーツがあるように感じます。
斜めに取られたジップや襟のコーデュロイの切り返し、裏のタータンチェック。
イギリスの名品を知っているからこそのディテールを完成度高く入れたデザインとパターン。
襟は立てておくのもいいですし、ウェストのベルトは垂らしたままでも前で縛っても。
アレンジしがいがあります。
着丈はジャケットほどですので、ボトムスもワイドかスリムでぐっとイメージが変わりそうです。
着丈のトレンドはまだまだロングですが、揃いぶみしたクローゼットをみて、そろそろこの辺を探されてる方も多いようです。
コレクションラインの真髄をお楽しみくださいませ。