àpartir tailleur "bespoke" gurkha trousers
”別注”、
英語で”BESPOKE"。
どんな定番アイテムもそのひと振りで希少価値をさらに持つことができます。
ただ、そのひと振りの量が多すぎても少なくても意味がありません。
もともとそのアイテムが持つデザインやパターン、縫製などを汲み取りながら、
それでもいい商品だが自分だからこそのさじ加減をしていきます。
店舗を構えバイヤーになった自分がそれをすることは、正直なところすごく誉高く楽しい。
今回は自分が欲しくてたまらないアイテムに仕上げた”グルカトラウザー”をご紹介します。
今回依頼したのは、エミネントという日本屈指のパンツファクトリーが仕掛ける”カルツォーニ”。
MADE IN JAPANの高い技術力とデザイン性を兼ね備えたスラックスのファクトリーです。
洋服のスタイリングをする際、見た目の核となるもので、イメージがガラッと変わるものは”トラウザー”と思っています。
”トラウザー”と一口にいえどさまざまです。
自身が主に履くのは、
チノパン、スラックス、デニム、カーゴパンツ、ワークパンツが主になります。
中でもスラックスはこれといったアイテムに出会うことが少ないです。
ドレスという限られた仕立ての中でデザインが決まっており、
現代ではスーツの組下のイメージが強いというのが僕の解釈。
単品で扱うにはこの役割から脱却が必要に思うのですが、
例えばそれがカーゴのデザインをプラスしたりイージーパンツにしたりというのは個人的に方向性がそぐわないと感じます。
スラックスの持つかっちり感をうまくカジュアルに落とし込むデザインはこれが一つの答えでは。
グルカトラウザー。
・ウェストがベルテッドアジャスター使用。
・フロントがツータック。
この二つを盛り込んだのが今回の別注の使用になります。
グルカパンツの成り立ちは、イギリス軍の統治下ネパール軍が使用していたパンツがベースになっています。
年代によってバックルがツーバックルであったり、持ち出しが長いデザイン出会ったりします。
apartir taiilerでは、通称1950パターンのイギリス軍グルカパンツをベースに左右両方にアジャスタブルベルトを仕立てました。
機能的なデザインで駐軍中の体重の増減に対応するためウェストのサイズが調整できるようになっています。
このアジャスタブルな前立てが特徴的で視覚的なポイントになります。
ツータックによりゆとりのある渡から裾までしっかりときいたテーパードによりすっきりと綺麗なシルエット。
股上はやや深めで腰の収まりも非常に良い仕上がりです。
サイドステッチはチェーンステッチ、ヒップはダブルステッチとドレスのスラックスと違い強度を高めることで日常で活用しやすいトラウザーになりました。
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"apartir tailleur"
別注グルカトラウザー展示受注会
今回、こちらのグルカ仕様のデザインで生地、ボタン、サイズをお選びいただける受注回を開催します。
期間:7/1(土)~7/16(日)
営業日は、インスタグラムのハイライトか、ホームページ営業日のページからご確認ください。
オンラインやDMでご予約いただけますとスムーズに対応が可能です。
生地:100種類
納期:1ヶ月半 (8月下旬〜)
上代:¥38,500-〜¥44,000-(税込)
場所:àpartir
愛知県名古屋市中村区名駅5丁目24-9 PIVOT納屋橋4F
電話番号:052-414-5842
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秋の立ち上がりが始まる季節にはまるボトムス。
ぜひ、お客様のアイデンティティと詰め込んでお誂えくださいませ。