英国SANDERS社によるMILITARY DERBY SHOE:伝統とモダンの融合
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英国国防省(MOD)のオフィシャルサプライヤーとして知られるSANDERS(サンダース)社が手掛ける「MILITARY DERBY SHOE」は、ミリタリーシューズのアーカイブをもとに、ラスト(木型)から企画されたコレクションです。クラシックなデザインと現代の実用性を兼ね備え、ミリタリーとファッションが融合した一足です。
1. SANDERSの代表モデル:ストレートチップ外羽根シューズ
このコレクションの中でも特に注目されるのが、ストレートチップの外羽根シューズです。特徴的なデザインとして、トウキャップと羽根部分に施された**「ピューリタンステッチ」**が挙げられます。この3本のステッチラインは、希少な3本針ミシンを使用しており、クラシックなミリタリー感を引き立てています。
さらに、英国の伝統を象徴するクラウンマークがヒール部分に施されており、細部までこだわりが感じられる一足です。
2. 外羽根デザインの特徴:DERBY(ダービー)シューズとは?
「DERBY(ダービー)」とは、靴の甲を覆うように羽根がついている外羽根デザインの靴のことを指します。このデザインのメリットは、着脱が簡単に行える点です。羽根部分が大きく開くことで、足入れがしやすく、革靴初心者にもおすすめのスタイルとなっています。
[画像: 外羽根デザインのイラスト]
3. 高品質なポリッシュドレザーのアッパー
アッパーには、光沢感のあるポリッシュドレザーが使用されています。傷や汚れが付きにくく、比較的雨にも強いのが特徴で、耐久性とお手入れのしやすさを兼ね備えた素材です。
日常のメンテナンスとしては、ブラッシング後に少量の水を含ませた柔らかい布で磨くことで、光沢感が長く保てます。革靴の手入れに不慣れな方でも、簡単に扱えるのが魅力です。
4. グッドイヤーウェルト製法で耐久性抜群
MILITARY DERBY SHOEは、グッドイヤーウェルト製法で作られています。この製法は、アッパーと中底、そしてコバ(靴底の縁)を縫い合わせ、その後にアウトソールを縫い付けるという2段階の工程を経て仕上げられています。
この製法の最大の利点は、ソールの張り替えが可能で、長く愛用できる点です。また、履くほどに足に馴染み、快適さが増していきます。
5. カジュアルからドレスまで応用可能なオールラウンドモデル
SANDERSのMILITARY DERBY SHOEは、ミリタリーの機能性と英国のクラシックなデザインを兼ね備え、カジュアルなシーンからドレススタイルまで幅広く活躍します。外羽根のシンプルなデザインが、どんなコーディネートにもマッチするオールラウンドなモデルです。
まとめ
SANDERSが誇るMILITARY DERBY SHOEは、ミリタリーシューズのアーカイブを現代に蘇らせたコレクションで、耐久性、デザイン性、そして履き心地のすべてを兼ね備えています。カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで活躍するこのシューズは、長く愛用できる一足として、ぜひおすすめです。